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神戸グー連載最終回原稿です。

いろいろ経緯などを書きながらも、「肝心の原稿が読みたい!」と
お叱りの言葉もいただきましたので、WEB上にもアップしますね。
以下、最終回の原稿と写真でございます。
拝読賜れれば幸甚です。


Img_02340020


平成9年4月号が、この連載のスタートでした。
最初の原稿には「感動を押しつけるつもりは全くないが、
厳しい環境の中で懸命に生きる彼らの姿から写真を通して何かを感じ取っていただければ、
それは僕にとってこれからの撮影ヘのエネルギーに変わる。」なんて、
青臭い言葉が書かれています。

読み返すと少々恥ずかしいですが、連載から15年以上経っても、撮影へのエネルギーは維持されています。
訴えたかったことなど、今も何もスタンスは変わっていません。
それは、いろんなアクションを考える原点というのは、
私たちが暮らす足元で起こっていることをしっかり知ることにあるのではないか、ということです。
連載を締めくくる写真は、海ではなく川。
こんな写真を最後に選ぶのも僕らしい気がしています。
場所は、灘区の都賀川。ここは、住民と行政が連携して、ゴミの川を自分たちの川に取り戻したところ。
再整備されたこの川では、山からの土が流れの緩いところで堆積し、春から秋には水辺に草むらができます。
陸上には鉄道や道路の高架も見えるような場所ですが、
そんな場所の水面下で、「カワトンボの仲間」は産卵しています。
場所が身近な分だけ感動的です。晩秋にはアユの産卵も見られるようになりました。
素晴らしいことだと思います。

15年と3ヵ月にわたりましたぼくの連載もひとまずここで終わります。
長年にわたり、駄文にもかかわらずご愛読いただいた読者の皆様と、
神戸の情報を発信しようと紙面を割いてくださった神港ジャーナル社様に、厚く御礼申し上げます。

心境は、引退時のキャンディーズのようなものでしょうか。
これからは、「ものずきな普通のおじさん」に戻って、撮影を続けていきます。
皆様、本当にありがとうございました。


(拝読賜りありがとうございました)

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コメント

ご無沙汰しています。長期にわたる連載、本当にお疲れ様でした。とても貴重な記録であり、後世に残る仕事をされたと思います。

投稿: 斎藤雅志 | 2012年6月13日 (水) 08時51分

本当に、貴重で、大切な記録だと思います。
私も震災後、毎日のように三陸の海に潜って記録を続けています。
大先輩にならって私も後世に残せるように頑張ります!!

投稿: 佐藤寛志 | 2012年6月21日 (木) 01時42分

覚えてもらえてるでしょうか?coldsweats01ゑん屋の真紀です。
地下鉄の駅で必ず手に取る「KOBEグー」。
相変わらず(笑)「宝箱の海だより」を楽しみにしてたのに、終わってしまって、本当にびっくり、そしてがっかりしましたweep
7月号は紙面も新しく一段と綺麗になったのに、宮道さんの写真とエッセイがないのはホント淋しいです。
ネットチェックの苦手な私ですが、これからはこちらの方にお邪魔するようにします。
これからも、素敵な驚きをいっぱい発信してくださいね!
遅くなりましたが、長い間お疲れ様でした!
そして、ありがとうございましたshine

投稿: maki | 2012年7月 8日 (日) 22時49分

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